【出演者インタビュー②】合唱団担当理事:待鳥愛

氏名:待鳥愛
卒回:38回卒
担当:合唱団担当理事



①ご自身の現在まで(子供時代から高校~社会人~現在まで)の音楽活動について教えて下さい。


子供時代は5%枠?と言われる緑豊かな場所で窓を開け放してピアノを弾く毎日でした。前は100mはある田んぼ、後ろは山、横は父親の会社の敷地と恵まれた環境で伸び伸び音楽三昧の日々でした(鶴丸には上手な方が多いのでお恥ずかしい限りです)。ひたすら遊び、おかげさまで絶対音階と5オクターブの声は持つことができました。わたくし実力はありませんが楽しく音楽をするのは大得意です。
小学校で合唱をやってソプラノでした。中学・高校では吹奏楽部です。高校に入ると吹奏楽のため鶴丸高校を目指し受験を頑張った同級生たちにびっくり。入学式前の春休みから部室に来ている同期がいるほど、その頃は九州大会常連校でした。残念ながら1年時は驚きの九州大会出場ならず。全員猛省して3年時に創部以来念願の九州大会金賞受賞をしました。とても達成感のある3年間の思い出です。
東京に大学で来てからは子育てもあってつい最近まで音楽する時間も場所もない生活でしたので、久しぶりに音楽を再開してからまだ10年ほどです。そして卒業30年余り東京鶴丸会で昨年合唱団を立ち上げました。合唱団では60歳差以上のみなさんと楽しく練習をしていまして、上にも下にもいらっしゃる才能豊かな方々に驚いています。


②今回の第53回東京鶴丸会に懸ける思いや期待を教えて下さい。


今年の総会懇親会では合唱団として、聴いていただくみなさんが母校に思いをはせ、125周年の歴史と私たちを育ててくれた鹿児島の地、人々を思いこれからも羽ばたいて行く力になるようなステージにしたいですね。

 


③ご自身の今後の音楽活動並びに目標があったら教えて下さい。


今年の私は歌の実力アップと体力づくりが目標で私自身はもっと大きな響く声を出して情緒豊かに歌えるようになりたいと思っています。合唱団に参加いただいている方とお話しすると、「カラオケしか歌ったことないから自信がない」とか、「初心者もいらっしゃるし、難しくて5回では仕上がらない」とかおっしゃいますが、毎回良い意味でだまされた!と思います。1回1回ごとに上達する幅が本当に半端ない!(ちなみに団長さんは現在32回の大迫さんにお願いしております) みなさん謙遜しすぎです。鶴丸を出たみなさんは目標が高いのか、無理だ…と思ってからの巻き返しがすごいのか、2回目の練習でどうしてこんなにできるようになるのかな?と11月にも驚きました。これからはなんでも「できます!」「自信あります!」を多用して身の丈に合った言動をぜひお願いしたい、と思っているところです。鶴丸サウンドは技術に走らず情緒豊かな楽曲でこそ活きると思っています。合唱団は今年も大きな伸びしろを実感していただけるように楽しんで練習していきます。


④最後に第53回東京鶴丸会にご参加下さる方々にメッセージをお願いします。


今年の第53回総会懇親会は音楽と映像を駆使した40回卒が企画する記念すべき創立125周年の年の同窓会です。だいぶ前から気合の入った幹事学年のみなさんが一所懸命準備をしてくださっています。高校を卒業してから成長し、人柄も実力も備えた(前と全然変わらない!)友人との再会に感動できるのも楽しみのひとつです。記念すべき今年の総会懇親会が母校を思い旧交を温めあう素晴らしい時間になるといいなと期待しています。