【出演者インタビュー⑤】 スペシャルゲスト:辛島美登里

スペシャルゲスト:辛島美登里
卒回:32回卒



①ご自身の現在まで(子供時代から高校~社会人~現在まで)の音楽活動について教えて下さい。


子供の頃から音楽は好きでした。幼稚園の頃はお弁当の歌や運動会の歌を作ったりして音楽が常に自分の中にありました。中学の時にクイーンが流行り、ボヘミアンラプソディに衝撃を受けてどうにかしてピアノで弾きたいと挑戦したことも。
大学3年の時、ヤマハポピュラーソングコンテストがあり、自分の子供に対して「お母さんも夢があってチャレンジした」と言える親になりたいと思い、一念発起し自分の作った曲を応募しました。
その曲が賞を受賞。それをきっかけに音楽の道に挑戦したいと卒業とともに東京へ上京。両親と2年間の約束でヤマハの音楽院で勉強をしました。
もともと歌うのではなく曲を提供する仕事がしたかったのですがなかなか認められず、諦めて鹿児島に一旦帰ったその日の夕方に「曲の採用が決まった」と連絡がありまた東京に戻りました。
そこから少しづつ仕事が増えるようになりました。そんな中、デモテープの声がプロデューサの耳に止まりCDを作成したのが歌手活動の始まりです。1989年(平成元年)のデビューで当時28歳。
社会状況の浮き沈みや音楽環境が変動する中、今も続けられていることをうれしく思っています。
今年、30周年を迎えシングルをセレクトしたベストアルバムを作成しています。生き方や人生の意味合いについて自分の言葉を使いながら、皆さんとシェアできるような音楽活動をしたいと思っています。

②今回の第53回東京鶴丸会に懸ける思いや期待を教えて下さい。


今回は音楽を中心とした企画ですが、同窓生それぞれの思いがありみんながエンターティナーなので、うまく歩み寄っていい思い出作りができるといいと思います。様々な世代の人が色々な思い、期待をもって参加されるので、そういうニーズに応えられる形でバリエーションを増やす事は、大事なことだと思います。

ベース担当:吉峯勇二郎(53回卒)と

トロンボーン担当:海江田紅(59回卒)とスリーショット


③ご自身の今後の音楽活動並びに目標があったら教えて下さい。


音楽で何ができるかということを考えています。
来年開催の鹿児島国体のイメージソングを制作したのですが、子供達がマスゲームをしたり国体選手がスポーツを頑張る中、背中を押してあげられたらと思います。長寿の時代になったので、皆が活き活きと日々暮らせるような音楽を生み出していきたいです。オリンピックもありますが、グローバルな形で色々な人が混じり合えるような新しい音楽ができると良いですね!


④最後に第53回東京鶴丸会にご参加下さる方々にメッセージをお願いします。


色々な世代の人が集まって、音楽で一つになることは素晴らしいと思います。
できれば多くの方々に音楽に耳を傾けて頂き、それを媒体に皆さんの会話が広がって楽しい時間になればいいと思います。私たちが思い描くエンターティメントを楽しみに同期の方、先輩後輩お誘いの上、是非お越し頂ければと思います。

出演者全員、力を合わせて皆さんに楽しんでいただける
第53回東京鶴丸会にするべく絶賛企画中です。